2013年12月23日月曜日

レファレンスをどう管理するか

今日は、他大学に留学中の友人2人と4時間もランチして、
いろいろなお話を聞いてきました。

私以外の2人は、既にいろいろな論文を書いているので、
今、コースワークに苦しんでいるわたしから質問させていただきました。

たくさん読んだ参考文献は、どうやって管理しているの?

Sさん
「インデックスカード1枚に1情報書いて、リングで閉じているんですよ。
 いざ書き始める時にはこれを並べ替えて、使ったカードの裏にページ番号を書いていくんです。
 原始的だけど、これが一番。」

Nさん
「わたしは参考文献ごとにワードのファイルを作って、そこに文章を書き抜いてます。
 もちろん、ページ番号とかも書いておきます。
 最終的には捨てる情報も多いですけど。」

なるほどー。参考になります。

2013年12月17日火曜日

年齢は関係ない


日本だと、仕事やプライベートの相談をする相手は、だいたい同年代の人になりませんか。
少なくとも、わたしはそうでした。
同年代といっても、上下10歳ぐらいまでかな。

ところが、こちらに来て以来、文字通り「年齢は関係ない」という経験をしています。

授業がわからなくて「もう落ちこぼれそうー」と騒いでいると、
息子ぐらいの年の子が、チャットで悩みを聞いてくれました。
英語だと、年上、年下の区別があまりないから、同級生みたいに相談できます。
(実際、同級生なんだけど)

修論が白紙に戻って、もうどうしていいかわかんなーい!と騒いでいると、
20歳ぐらい下の女の子が、「落ち着いて、順序よく話してみて。」
と話を整理してくれました。
ありがたいことです。

要するに、わたしが子供っぽいのかもしれない、と今気が付きました。





2013年12月9日月曜日

いろいろなものの見方

東京都が3年目の教員全員に、3か月間海外経験をさせる、という記事を読みました。
http://mainichi.jp/select/news/20131125k0000e040181000c.html

● これを読んだ直後のわたしの感想。

「こんなにお金をかけて全員海外経験をさせても、仕事に戻りたくなくなっちゃって教員辞める人が続出するんじゃないの?そしたら、ただでさえキツイ教員への世間の風当たりがますます強くなっちゃって、結局この制度も頓挫するんじゃないの?同じお金をかけるんだったら、全員に留学させるんじゃなくて、ある程度の選考をして、選ばれた人が辞めにくい雰囲気を作ったほうがいいんじゃないの?」

● ものすごく厳しい東京都の派遣教員選考試験を勝ち抜いて、現在留学中のSさんの感想。

「3年目の教員がいる学校現場は、人繰りが大変だろうな~と思いました。」


● イギリス人Wさんの感想。

「たった3か月間の海外経験で、どんな効果があるの?」

● 現役大学院生で、現在留学中のAさんの感想。

「すばらしい制度だと思います。海外経験のない若手教員の励みになります。ぜひ多くを学んで、教育現場で生かしてほしいです。」


・・・なんだか、自分がすごく年をとって汚れてしまっているような気がしました。
Aさんみたいなキラキラした気持ち、忘れてしまっていたなー。

2013年12月6日金曜日

pragmatic communication

Dissertation のトピックについて、ずっとモヤモヤしていましたが、
このブログを読んでくださった友達からの背中を押すような励ましメールと、
Tutorからのアドバイスのおかげで、pragmatic communicationで行こうと決めました。
自分の気持ちにも、一番合っているトピックです。

ただし、関門はいっぱいありまして、
1.リサーチの手法については、とにかく論文を読みまくって集めること、とTutorに言われています。
2.時間的には、リサーチを2月から始めればぎりぎり間に合うんじゃないか、と言われました。それまでにリサーチ方法についてOKをもらわないと進められない、ということでもあります。
3.実は、pragmaticは自分が最も苦手とするところです。だって習ったことないんだもん。自分でもわからないことを、よその子に教えることなんてできるのか、私自身が会話から聞き取ることができるのか、はなはだ不安です。
4.本当は、「リサーチ」じゃなくて「指導」をやりたいテーマです。研究って残酷なところがあるから、目の前の子どものニーズに本当に答えることができるのか、やや不安です。

でも、少なくとも方向が決まったことは嬉しい!

2013年12月1日日曜日

過去の修論を読んでみた

このところ、毎週の授業の課題をこなすのにいっぱいいっぱいで、
Dissertation(修論)のことを考えることができなくて、精神的に不安定になっていましたが、
思い切って4時間ほど図書館にこもって過去の学生のDissertationを読んでみました。
その結果、自分のやりたいことはまだ見つからないものの、少し不安が解消された気がします。

その理由のひとつが、「どういうことなら可能なのか」が、少し見えてきたことです。
たとえば、小学生の子ども同士の休み時間の行動を分析するとしたら、
わたし、マイクを持って走って追いかけながら会話を録音しなければいけないんじゃないかと
思っていたのです。
けれども、実際にそのような研究をした人が、子どもの行動をビデオに撮りながら観察して、
あとで分析した、と書いてあったので、ちょっとほっとした訳です。
しかし、休み時間はちょっと難しいかなぁ。
より動きの少ない、授業中のほうがやりやすそうです。

しかし、それにしても、何を研究したいのか。。。。

2013年11月28日木曜日

小学校を初訪問

大興奮しています。

地元の小学校に見学依頼を出していたところ、1校から承諾の返事があって、
今朝はじめて訪問してきました。

日本人は15人ほどいるということです。
つまり、偶然、日本人に人気の高い小学校にコンタクトをとれたということです。
しかも、日本人生徒の名簿(ファーストネーム)までいただけました。
そして、日本人の在籍するクラスの先生全員と話をさせてくれたのです。
まさか、初対面のわたしにここまで協力的だとは夢にも思いませんでした。
イギリスの学校はここ数年でセキュリティーに厳しくなったと聞いていたのですが、
referenceに在籍大学の先生の名前を出したのが効いたのでしょうか。
(しかも、その先生のところに電話はかかってこなかったというのです!)

なかでも有意義だったのは、イギリスに来て半年という3年生の女の子と
話をさせてもらったことです。
口数の少ない、とてもおとなしい子と聞いていたのですが、日本語だと
しゃべること、しゃべること!
その様子を見て、担任の先生も、案内してくれた先生も驚いていました。
その子のニーズや、思っていることも少し聞き出すことができたので、
先生方に伝えることができました。
よかった。

わたしがやりたいのは、本当はこういうことなのだと実感しました。
しかし、これを研究に生かさねばなりません!!
一体どこから手をつけたらいいのか、誰にターゲットを絞ればいいのか、
どの方向から光を当てればいいのか、時間的制約の中で何ができるのか、
すべてこれからです。

2013年11月23日土曜日

ごめんなさいメール

今朝、一番に届いたメールに I'm sorry と書いてありました。

え?わたし、何か謝られるようなこと、したっけ?
と、ぼーっとする頭で考えていたら、思い出しました。
そういえば、昨夜遅く、「授業を見学させてもらえませんか?」と
地元の小学校4校にメールを出したのでした。
その返事の1つが、さっそく届いたわけです。

よく、就職活動をしていると「お祈りメール」(e.g.ご健闘をお祈りします)が届くというけど、
これはお祈りすらしてくれていません。

Thank you for your interest.
I'm very sorry but I'm afraid we are unable to help you.
Kind regards.

この調子で、これから何通、ごめんなさいメールを受け取ることになるのでしょうか。
でも、がんばる~。

2013年11月8日金曜日

教室は火薬庫

ある日の授業で、中国人の女の子が
「台湾語も中国語の一方言です。」
と発言して、台湾人の留学生たちとの間で口論になりました。
最後は、ブラジル出身の教授が
「あまり深入りしないほうがいいですね。」
と言って終わりになったのですが、あとで台湾人留学生のフェースブックを見たら
この件について激しい感じで書いていました。
(web翻訳で読んだので詳細はわかりませんが)
歴史的認識の問題は、言語学よりも難しい!です。

そう考えると、同じ教室に、エジプト人も、イラン系も、バングラデシュ系もインド系もいて、
教授がイスラエル出身だったりするこの状況、
ある種の火薬庫と言えるのではないでしょうか。
みんな大人だから戦争にはならないけど。

2013年11月7日木曜日

バイリンガルとは何か

昨日で、5週目の授業が終わりました。
いろいろな学部の方の話を総合すると、うちの大学ではTESOLコースが一番忙しいようです。
最初のターム(秋学期)に必修が2教科あることも、秋学期から修論のオンラインコースが
始まることもそうですが、それぞれにこなさなければならない課題量が圧倒的に多いです。
そして、授業の内容が濃い!
本当におもしろいのですが、常に課題に追いかけられ、授業にもついて行けず、先が見えず、
精神的に不安定になることもあります。
これからTESOLでイギリス大学院留学を考えていらっしゃる方は、もしかしたら
もう少し楽な大学を探したほうが、生活をエンジョイできるかもしれません。

さて、そんなことを言いながらも、昨日のSociolinguisticsの授業は興味深いものでした。
BilingualismとMultilingualismについてだったのですが、中でも目からうろこが落ちたのは、
バイリンガル/マルチリンガルの定義についてでした。
これについては、本当に多様な学説があるそうです。

「バイリンガル=2言語を母語話者と同等に使える人」という説。
「バイリンガル=自分の必要性や環境に応じて2言語を使える人」という説。
「バイリンガル=たとえ一言でも意思疎通が2言語でできる人」という説。

この最後の説は衝撃的でした。
だったらわたしもマルチリンガルではないですか!
Good bye! 再見!Auf wiedersehen!

2013年11月3日日曜日

英語を速く読むには

今日は、どうすれば英語を速く読めるか、あーでもないこーでもないと試していたら、
いつのまにか半日たってました。
本末転倒じゃん。

はじめに試したのは、コーパスです。
論文を丸ごとコーパスに放り込んで、キーワードをハイライトさせれば
速く読めるのではないかと思ったのですが、そんな甘くないですね。
コーパスは、内容を読んでくれるんじゃなくて、頻度を調べるもの。
しかも、わからない単語はわからないまま。
これでは、速く読めるはずがありません。

そこで、実は本意ではないのですが、辞書を使うことにします。
(これまで、散々、辞書を使わないほうが速く読める、と主張してきたのですが
こんなにわからない単語があったら、背に腹は代えられない。)

辞書を使うと言っても、いちいち辞書を引くのは面倒くさいので、
ポップアップ機能を使える辞書を探しました。
文章を読みながら、カーソルを当てると、訳が出てくるという機能です。
調べたら、あるんですね。フリーソフトでも。

初めにお断りしておきますが、わたしの選んだソフトは、必ずしも信頼できるものでは
ありませんので、もし使われる場合は必ずバックアップをとって、ご自分のリスクでお願いします。
わたしは、ダウンロードの際、間違って変なボタンをクリックしてしまい、
かなり時間をかけてアンインストールするはめになりました。

いろいろ試して、最終的にたどりついたのは、
Lingoes というソフトです。
ソフトと一緒に、いろいろな辞書を無料でダウンロードすることができます。
わたしは、
Concise English Dictionary (英英)
Vicon English-Japanese Dictionary(英和)
Vicon Janapse-English Dictionary(和英)
をダウンロードして、ポップアップで使えるように設定しました。
5年ほど前までは、英辞郎も使えたらしいのですが、今はできません。
有料でも使いたいのですけど、仕方ないです。

これで、ウェブページやワードで英文を読むときに、わからない単語に
マウスを載せるだけで、辞書の検索結果がポップアップするようになりました。

PDFファイルは、また話が別です。
Adobe Readerの上では、Lingoesは動かないのです。
初めて知ったのですが、PDFファイルってAdobeじゃなくても読めるソフトがあるのですね。
そこで、フリーソフトを探して、ダウンロードします。
わたしは、PDF-XchangeViewerというのを使うことにしました。

これで、PDFファイルになっている論文も、すいすい読むことができるようになりました。

これまで、紙じゃないと読めないと思い込んでいましたが、パソコンの画面上でも
案外ちゃんと読むことができるものですね。
上記のPDR-XChange Viewerは、アンダーラインとか書き込みとか検索とかも、可能です。
ウェブページは、ワードに貼り付け直すことで、アンダーラインや書き込みや検索が
できることがわかりました。
問題は教科書なんですが、図書館にオンラインブックがあれば、ポップアップ辞書が
使えることがわかりました。でも、これは紙のほうが使いやすいかなぁ。

この体制で、しばらくやってみることにします。

2013年11月2日土曜日

Flipped Classroom

大学院に通ってます、と言うと
「週に何回授業があるんですか」
とよく聞かれます。
「2回です」
と答えると、複雑な表情をされます。

いや、わかります。
わたしだって、事情を知らなかったら
週に2回しか授業がないなんて、怠け者なんじゃないかと思うと思います。

では、今週の授業のためにどれだけ自習したか、書いてみます。

<火曜日の授業3時間のための予習>
1.主要なコーパス6つの規模とデータの性質を調べて表に書き込む。
2.教科書(13ページ)と論文(17ページ)を読んで、初めて知った考えを2つ書き留めておく。
3.論文(24ページ)を読んで、このアクティビティを自分の授業にどう取り入れるか考える。
4.ウェブサイト4つと、そのリンク先に飛んで、自分に役立つコーパスの使い方を考える。
5.コーパスを使った教室での活動を考える。
  (1)活動の目的を明らかにする。
  (2)手順を書く。

<火曜日の授業のフォローアップ活動>
1.コーパスを使った教科書のアクティビティに取り組む。
2.論文の抜粋(8ページ)を読む。
3.コーパスを使った授業案をMoodleにアップする。
  クラスメートの授業案少なくとも2つにコメントする。

<水曜日の授業3時間のための予習>
1.ピアジェとヴィゴツキーに関するビデオを見て、二人の相違点をメモする。
2.教科書を1章読んで、メモをとる。6つの点について自分の考えをまとめておく。
3.論文(40ページ)を読んで、5つの点について自分の考えをまとめておく。

書いているだけで、疲れが襲ってきました。
まだ終わっていない宿題があることにも気づきました。

こんな風に、授業と自習の比率が逆転した授業形式のことを
Flipped Classroom
と言うんだそうです。
今日はじめて知りました。
親切に教えてくれたアメリカ人のMさんは、顔はこわいけどいい人でした。

2013年10月31日木曜日

真っ赤っかのエッセイ

TESOLを含む言語系統の学生には、入学時にwriting assignmentが出されました。
スキーマに関する短い記事を読んで、概要を200語でまとめ、800語で批判的に分析しなさい、
という課題。

例によって不真面目なわたしは、やっつけ仕事で出してしまいました。
だって、誰かが「英語を書く力を見るだけだから、内容は関係ないんだって。」と
言ったから。。。

忘れた頃に、教授がていねいに添削して返してくれました。
ものすごく、優しく、がっかりさせないように気を遣って書いてくれてるのがわかります。
わたしも、こういう書き方ができる先生になりたいものです。
これだけ見ると、「なんだわたし、結構いけてるじゃん」と思ってしまうのですが、
課題は初めから終わりまで赤だらけです。
特に、最初に指摘されたポイントがひどかったです。

One を主語にしたあと、ずーーっと he で受けていたのですが、
それは「2013年現在では適切ではない」とのこと。
いわゆるpolitical correctness ですね。

内容的にも、かなり赤面ものの論文に仕上がっています。
この次は、同じことを指摘されないようにがんばります。。。


Dear XXX,
Thanks for this. Overall I thought this was good. You summarised the paper fairly well, and presented an interesting set of comments and observations in response to it. It was well structured as well, and you definitely took the concept and made it your own.
There were a couple of things in terms of English. I would suggest that you pay attention to the three main points below:

 1.  Do not use 'he' as a generic pronoun; see my comments on the paper.
 2.  Make sure that you don't mention unimportant points that would not really interest the reader (see my comments)
 3.  Make sure that you check a dictionary a bit more often than you probably do. Your English is really good, but from time to time you use words not quite in their right meaning.
Overall, well done.  I don't foresee problems in your academic writing.
Best wishes -

2013年10月30日水曜日

反省しますた

授業も4週目に入って、わたしも少しは英語に慣れてきたかな?
・・・と油断していたら、ガツンとやられました。
今週のFundamental、ほんとについていけなかった。
途中から、耳が聞くことを拒否し始めたのが自分でもわかりました。

先生の発音が・・・とか、
ペースが速すぎる・・・とか、
たくさん詰め込みすぎ・・・とか、
いろいろ不満はあったのですが、
要するに、問題は

自分の英語力の低さ

不十分な予習
です。

その証拠に、英語ネイティブの学生は「素晴らしい授業だった」と言っているし、
ノンネイティブでも予習を熱心にやっている人は、授業をほめたたえてます。
わかってないのは、わたしだけじゃん!

決められた本を読むだけじゃなくて、ちゃんとキーワードを自分なりに
噛み砕いて理解しておかないと、ついていけないことがわかりました。

反省。

ほんとに反省。

2013年10月29日火曜日

区別できません

今日は、お隣の大学で音韻論を研究している教授の講演会でした。

英語話者の中には、MOUTHをマウスと言う人だけじゃなくて、マースと言う人や
ムースと言う人もいる、と(大ざっぱに言えば)そういうことです。

中でも、教授は rhotic と non-rhotic に着目して研究しているんだそうです。
rhoticというのは、つづりの中にrがあれば、それをrとして発音すること。
non-rhoticは、(語頭以外の)rは発音しないこと。
で合っているかな?

例を挙げますと、card, beard, car, fear
これらの、r を発音するのがrhoticで、発音しないのがnon-rhoticです。

現在では、北アメリカの大部分とスコットランドとアイルランドがfully rhotic。
イングランドの大部分と、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカがfully non-rhotic。
そして、イギリスの一部、アメリカの一部、カリブ海では、いろいろ混ざっているのだそうです。
教授は、「これは一種の戦争だよ」と表現していました。

講演の中で、スピーチの一部を聞いて、rhoticかnon-rhoticか当てる時間があったのですが、
その難しいこと!!
発音に注目していたら内容がわからないし、内容がわからなければ発音もわからないし。
わかったのは、オバマ大統領がrhoticで、J.F.ケネディはnon-rhoticだったということです。

わたしには、音韻論なんてとても研究できそうもありません。
スタンダード・イングリッシュでさえ聞き取れないのに。

そういえば、先週の授業で同じグループになった男性が英語ペラペラだったので
「イギリスの方ですか?」
と聞いたら
「カリフォルニアです。」
と、返ってきました。(かなりむっとしていた)

訂正します。
イギリス英語とアメリカ英語の区別さえできませんです。

2013年10月24日木曜日

服を脱いで?

今日は、実直でお人柄のよい、初老の紳士、JG教授のsociolinguisticsの授業でした。
授業の内容も興味深いものだったのですが
(JG教授が北インドの学校で教えたときの失敗談も、本当におもしろかった)
一番笑ったのは、これです。

文法や語彙を知っていても、それが使われる場面も一緒に知らないと
言葉は使えない、という一例として、次の言葉は誰がいつ言うか、考えさせられました。

Just pop your clothes off.

当然、留学生にはわかりません。
これは、お医者さんが患者さんに言う言葉なんだそうです。
「服を脱いでね」という意味。
要するに、患者さんは緊張しているだろうから、気持ちをやわらげるため、
undressとかstripとか言うのではなく、あえて軽い表現を使うのだそうです。

突然、若い女の子が質問しました。

How about between boyfriend-girlfriend?
Can you say that?

あまりのことに、教授、言葉を失います。
教室は、爆笑。

やっとのことで教授が絞り出した言葉は、
「たぶん、何も言わないんじゃないかな。そういう時は。。。」

まじめな教授が、奥さんに(?) Just pop your clothes off! とか言う状況を
想像してしまって、笑いが止まりませんでした。

------------------------------------------
追記
録音を聴いてみましたら、教授は最初、何やらごにょごにょ言った後、
I would just pop!
と言ってぱっと脱ぐマネをし、さらに爆笑を誘っていました。
次に、
It's too cozy...
(また笑い)
それから、
It's not passionate.
と締めくくってました。

2013年10月22日火曜日

英語には7文型あった?!

この歳になって、初めて習う英文法があるなんて!
驚きました。

昔、英語には5文型あると習いましたが(そして、そう教えてきましたが)
本当はもっとあるんですって!

SV
SVC
SVO
SV+IO+DO
SVOC

これにA(Adverbial element)というのが加わります。
SVA
SVOA

たとえば、

He walked along the street.
S      V               A

Sam's bike is leaning against the wall.
S                   V                  A

Tom  put  the rubbish  in the dustbin.
S        V         O               A

She speaks French very fluently.
S       V         O             A

これに、ええーっ!と叫び声をあげたのは、日本人、韓国人、台湾人。
ヨーロッパ人、英国人が平然としていたのは、彼らはそう習ってきたからでしょうか。

どんな歴史的経緯があるのかは謎ですが、とにかく、そうなんですって、みなさん!

2013年10月17日木曜日

What a diversity!

TESOLを学ぶのに、日本でもアメリカでもイギリスでもオーストラリアでも、どこでも変わりないのかな、と思っていましたが、今日のSociolinguisticsの授業では、ロンドンで学ぶ良さをフルに体験することができました。内容は、英語のDialectについてです。

生徒は、ほとんどが留学生のクラスです。

 完璧なStandard Englishを話す、アイルランド人の教授:「僕がどうやってこういう英語を話すようになったか話してあげましょう。」

スコットランド出身の生徒:「地元のパブでこんな(標準的に近い)英語を話すと身の危険を感じるから、地元では思い切り訛りを出して話すのよ。」

ノルウェー人の生徒は「ノルウェーにはノルウェー語と、方言を合成したような新ノルウェー語があって、わたしはその新ノルウェー語を話します。」

スウェーデン人の生徒は「ノルウェー語もスウェーデン語も別の言葉だけど、話したらお互い何を言っているかわかる自信があるわ。」

韓国人の生徒:「ロンドンの乞食とリバプールの乞食は同じ言葉を話すかもしれないけど(そんなことはなさそうです)、ソウルの乞食はソウルのアクセントで話すし、韓国の地方都市の乞食はその土地の訛りで話します。」

エジプト人の生徒:「コーランに書いてあるようなアラビア語を話す人は、いません。聖職者以外がそんな言葉を話したら、頭がおかしいと思われる。」

バングラデシュ人の生徒:「でも、僕がサウジアラビアで英語を教えていたときには、サウジアラビアの役所とかで普通に標準アラビア語が通じたよ。」

いやぁ、おもしろいです。

2013年10月15日火曜日

ライティングのクラス

Induction(オリエンテーション)で、本校の特徴の一つにAcademic Writing Centreの存在があることを知りました。他の人はもうとっくに知っていて、それが理由で本校を選んだという人もいましたが!

個別に30分間の予約をとって質問することもできるし、スカイプで相談することもできるのですが、まずは、レギュラーコースに申し込むことにしました。週1回、1時間半、4回で1コース。
これが無料で受けられるのです!

今日受けた授業は、Reference, Citing, Quotationのコース。
全部で15人ぐらいでしょうか。
今日は、イエメン、台湾、ギリシャ出身の子たちと同じ机を囲みました。
やっぱり留学生が中心ですね。

初回なので、なぜ引用が必要か、どんなフォームがあるのか、等を、話し合いを織り交ぜながら説明してくれました。
次回以降は、授業の中で短い文を書くそうです。
楽しみ!

2013年10月12日土曜日

予習に追われる

本日(金曜日)の午後から、加速度がついて大変になってきました。

<今週火曜日の授業の復習>

・動物の言語についての雑誌記事24ページ分を読む。(楽しいよ、とコメントつき)
・Hymesの論文6ページ分を読む。(難しいよ、とコメントつき)
・それに基づくBachmanの研究30ページを読む。

<来週火曜日の授業の準備>

・教科書16ページ分を読む。(短いけど濃いよ、とコメントつき)
・グラフを見ながら作業。
・もう一冊の教科書35ページ分を読む。
・市販のコースブックから受動態について説明しているページをコピーし、言語学的、教育学的な見地から意見をまとめる。
・時制と受動態についての24ページ分の論文を読んで、教科書で読んだことと比較しながら意見をまとめる。

<来週水曜日の授業の準備>

・Bourdieuの論文20ページ分を読む。
・教科書32ページ分を読む。
・BBCラジオの録音15分を聞く。

さあ、どこから始めましょうか・・・Sigh.

2013年10月11日金曜日

カタカナの功罪

うちの大学院の授業は、1コマ3時間です。
といっても、先生が3時間話し続けるのではなく、途中で必ずグループワークや
グループディスカッションや発表が入ります。

初めての授業も、そんな形式でした。
わたしの座った席は、イギリス人2人と、サウジアラビア人と私のグループになりました。
最初の課題は、Languageとは何か、をグループで話し合って定義する、というものでした。
事前に、課題図書を読んではきたものの、自分の中でまだ消化しきれていなかった私は、
書記役に立候補して、もっぱら他の3人に話してもらいました。

そんな中、Language is learned という行に、「アネクワイヤ」を付け加えよう、と
アラビア人が提案しました。
イギリス人二人も、うんうん頷いています。

Language is learned アネクワイヤ?

何度聞いても、アネクワイヤにしか聞こえません。
じゃあスペリングを言って?とお願いすると、a, n, d...
and acquired だったのです!
わたしの耳はどうかしてる。

翌日の授業で、台湾人と一緒になりました。
その子は、日本に旅行したとき、日本人の英語にすごく苦労した、という話をしてくれました。
ラーメン屋さんに入ったら、お店のおばさんが

「Hotto oa Koorudo?」

と聞いたというのです。
何度聞いても、Hot or Cold? には聞こえなかったそうです。
漢字で書いてくれたら、一発でわかったのにねぇ、と笑いました。

この話を聞いて、日本人はカタカナに助けられることもあれば、足をすくわれることもあるんだなぁ、と改めて思いました。
カタカナのおかげで、たくさんの外来語を日本語として素早く取り入れることができたのは事実ですが、そのために、英語を英語として聞いたり話したりできなくなっちゃった面もあるのではないでしょうか。

もし日本語がHot をハッ、Coldをコゥ、と表していれば、ラーメン屋のおばさんの英語もすぐ通じたかもしれません。
Andをエンとかアンとかと表していれば、わたしの耳もアラビア人の英語をすぐキャッチできたかもしれません。

日本人だけで英語を学んでいると、カタカナ英語でもお互い分かり合えてしまうので、その特異さに気づかないのですが、日本人以外の人には「ひどい訛り」に聞こえる、あるいは英語にすら聞こえない、ということを身をもって感じた次第です。

2013年10月10日木曜日

Tutorとの面接

学生には、それぞれTutorと呼ばれる人が決められます。
わたし、チューターというから、大学院生とか卒業生みたいな若い人がついてくれるのかと
思っていたら、教授でした。
(知らなきゃわかんないよねー)
わたしのTutorは、火曜日の授業の教授でもあります。

その火曜日の初回の授業の前に、Tutorとの面接がありました。
この方は、「君たちにはホリデイはない」と言い放った方だったので、おそるおそる部屋に入ると
意外と気さくな、陽気なおじさんでした。

実はホリデイ帰りの、パッパラパーな状態で面接に臨んだのですが、
週末ずっと英語を話し続けていたのがよかったのでしょうか、
リスニングとスピーキングをほめられ、IELTSの点数を聞かれました。(汗
Young learnersに英語を教えることに興味がある、と言うと
親切にも他の教授にコンタクトしてくれて、他学科の授業だけど、君に合ってるかも
しれないから、授業の内容について聞いてみるといいよと勧められました。
(その後、3時間のうちに、わたしと教授との間でメールが2往復した!)

結局、とることにした科目は以下の通りです。

(必修)
Fundamentals of Second and Foreign Language Teaching (30)
Sociolinguistics and Sociocultural Theory (30)
Dissertation (60)

(選択)
Second Language Acquision (30)
Materials Development for Language Teaching (30)

合わせて180単位。
無事に修得できるでしょうか。
千里の道も一歩から!

2013年10月9日水曜日

図書館で大汗

わたしが秋学期に取る教科は、2つ。

Fundamantals of Second and Foreign Language Teaching
Sociolinguistics and Sociocultural Theory

これらは、いずれもMA TESOLの必修教科なので、
今学期に絶対取らないといけません。
逆にいえば、今学期はこれ以外に選択肢がありません。

それぞれに、core readingsが指定されています。

<Fundamantals of Second and Foreign Language Teaching>
Ballard, K. 2013. The Frameworks of English
Schmitt, N. 2010. An Introduction to Applied Linguistics

<Sociolinguistics and Sociocultural Theory>
Mesthrie, R., Swann, J., Deumaert, A. & Leap, W.L. 2009. Introducing sociolinguistics
Swain, M.k Kinnear, P. & Steinman. L. 2010. Sociocultural Theory in second language education

これを、なんとか入手して、指定箇所を火曜までに読まないといけないのです!!

夜8時。もう本屋は閉まっています。
アマゾンに注文しても、受け取る人がいない!(夫も出張中)
とりあえず、図書館に走ります。
月曜日に、友人から図書館の入り方と図書館の構造を教わっていてよかった。
(ありがとう、Hさん!)
さっそく図書館の係の人に、図書の検索のしかたを教えてもらいます。

探す、探す、探す・・・ほとんど借りられているけど、overnightの本が1冊ずつあった。
(貸出期間が違う本があるのです。レンタルビデオみたい)

しかし、どれも棚にないのです!
誰か使って勉強してるんだろうか、と、悪い目つきで勉強机の間を歩き回ります。

そしてまた図書館の人に、「あるはずなのに、棚にない!」と訴えます。
親切にも一緒に探してくれて、一冊見つけてくれました。
(わたしの目は日本製の節穴)

またまた図書館の人に、コピーカードの購入方法と、コピー機の使い方を教えてもらいます。
(日本と全然違う)

結局、閉館時間ぎりぎりまで粘ったけど、残りの本は見つかりませんでした。
図書館で偶然出会ったクラスメイトがこれから誰かに借りる本をわたしの分も
コピーしてくれるというので、月曜日の夜に取りにいくことになりました。
(ありがとう、Sさん!)

本日のレッスン:最後に頼れるのはクラスメイト

2013年10月8日火曜日

MAは甘くなかった

Induction Week(オリエンテーション)が2週間続く、というので1週目の終わりに旅行の予定を入れました。これが冬になる前の最後の旅行の機会かな、と思って。

甘かった!!

1週目の木曜日の夜、TESOLのinductionがあったのです。
教授が一人ずつ紹介されたあと、勉強時間について念を押されました。

1教科につき、1週間当たり10~15時間予習しないと間に合いませんよ。
2教科なら、1週間で30時間。
それぞれの教科は学期末に提出するcourseworkで評価されますが、
これにかかる時間は1教科当たりだいたい60時間。2教科なら120時間です。
そして、Dissertation(修論)に必要な時間は、最低240時間です。
人によってはもっと時間が必要ですが、これより短くて済む人はいません。
ということは、フルタイムで働いているのと同じぐらいの時間を
このMAの勉強に費やすことになります。
クリスマスもお正月もイースターもホリデイだと思わないほうがいいですよ。
休み明けには、courseworkのドラフトの締切がありますから。

さらに、恐れていたことが!!
最初の授業は翌週の火曜日の夜だったのです。
しかも、もう一つの授業は水曜日の朝。

整理してみましょう。
今は木曜日の夜。
金曜日の早朝7時半の飛行機で、私は旅に出ます。
月曜日の夜に帰ってきます。
火曜日の夜には最初の授業があります。
水曜日の朝には、次の授業があります。

まだ教科書すら買っていないわたし。
一体どうやれば火曜日までに2教科の予習を終えることができるのだ??
パニック!!

2013年10月1日火曜日

ロンドンでも歌いたい♪

まだ大学は始まっていないけど、生活が落ち着いて来たら、ロンドンでもクワイヤーに入って歌いたいなぁ、という思いがムクムクと湧いてきました。
ウェブで探すと、クワイヤーグループは星の数ほど見つかります。
でもなかなかピンとくるグループがありません。
大学のプレッシャーズフェア(新歓イベント)にも参加して、いろいろなサークルを見て回ったけど、二十歳そこそこの子たちと一緒にやるのも、なんだか場違いな気がして、二の足を踏んでました。

そんな中、奥様友達^^;から、日英合唱団の見学に行かない?と誘われました。
練習日は授業の前日だし、今練習してるのはメサイヤだというし、ゴスペル中心で歌ってきた私には正統派コーラスは無理なんじゃないか、と思いながら、半ば腰が引けた状態で見学に行きました。

練習場はクラッシックな教会。テンション上がります。
指導者は年配のイギリス人男性。
メンバーは年上の(しかもとってもお上手な)方が多くて落ち着きます。
決め手はお隣に座ったイギリス人の女性。
なななんと、私がこれから通う大学の図書館で働いているというのです!
もう、これは入るしかないでしょう、と運命を感じました。

というわけで、12月に人生初のメサイヤを歌います!

2013年9月30日月曜日

Student Oyster Cardは必要?

大学からもらったファイルに、入学時のチェックリストが書いてあった。

1 入学登録しましたか?YES
2 Student ID cardをもらいましたか?YES
3 コンピュータ・ログイン情報をもらいましたか?YES
4 オリエンテーションに参加しましたか?(これから)
5 council tax exemption letterをもらいましたか?(何だこれ?)
6 NUS extra student discount cardをもらいましたか?(何だこれ?)
7 Student Oyster Cardをもらいましたか?(要るのかな?)
8 Sudent Unionに行ってイベント情報を得ましたか?(行ってみようかな)
9 図書館に行きましたか?(明後日行きます)

全部YESになったら、学生生活の準備完了!って書いてあるのだけど、
果たして全部YESにする必要があるのか?

5は税金免除の手続きのようなので、Student Support Centreに行ってみよう。
6は、要するに学生組合の各種ショップ・サービス割引カードのこと。 
 これを大学側が宣伝するってどういうこと?
7は、学生用の写真入りoyster card(スイカとかパスモのようなものですね)。  
 作る気満々で調べてみたら、何だかあんまりメリットを感じられない。
 travel cardとpassが30%引きになるのだけど、一回ずつ払う料金は大人料金と同じ。
 定期券を買うより、都度払いにしたほうがお得のような気がするんだけど。
 それに、ロンドン在住なのにtravel cardを作る意味ってなんだろう。
 地方旅行も割引になるのかなぁ。
 10ポンド払って作る価値はあるのかなぁ?

2013年9月28日土曜日

ドキドキのenrolment

本日、enrolmentに行ってきました。
予約時間は午後なのに、朝からドキドキでした。
ドキドキの理由は3つあります。

1.配偶者ビザ(Tier 2 Visa のpartner)でfull-timeの入学が認められるか

→ これは、enrolmentの部屋に入って、渡された書類に目を通している間に解決しました。
  ビザについての記載があったのです。
  Tier 2 Visaの保持者は、part-timeの就学しか認めない。(えっ、と青ざめる)
  ただし、どのビザでもdependant(被扶養者)は、full-timeの就学を認める。(ほっ)

  これを読んでいたので、堂々と「私はdependantなのでfull-timeオッケーのはずです」
  と主張できました。

2.実は必要書類が足りなかった!

→ これが一番ヒヤヒヤしました。厳密に言えば、入学できなかったと思います。
  今朝気が付いたのですが、大学の英文卒業証明書の原本が必要だったのに、
  日本から持ってきていなかったのです。他の証明書はいっぱい持ってきているのに。
  ダメもとで、たまたま持ってきていた和文の卒業証明書を見せました。
  すると、「あー、あなたがオンラインで出したのはこれの翻訳だったのね。これが原本ね。」
  と勝手に納得してくれて、OKとなりました。
  何事も、堂々と言ってみるものです。

3.学費をちゃんと支払えるか

→ これは、日本でクレジットカードの限度額を上げてきたので大丈夫なはずですが、
  やっぱりドキドキしました。
  金額について、offer letter には、本年度のfeeのほかに、module fee というのが
  書いてあったのですが、これが最後まで何のことか分からなかったのです。
  要するに、学費に含まれるのか、学費に加えて払わないといけないのか。
  結論は、学費に含まれるとのことでした。よかった。
  だったら、もっと早く教えてよ~。

学生証をもらって一安心。
今日からわたしも大学院生!
Student Oyster Cardを申し込もうっと。

2013年9月20日金曜日

Enrolmentの日程決定

非常に多額の入学金(ポンド建て)を、いったいどうやって支払えばいいのか、
実は日本出国前から頭を悩ませていました。

ありがたいことに「クレジットカードで支払えるよ」という情報をいただいたので、
出国の2日前にカード会社に電話して、限度額の引き上げをお願いしました。
本当は審査に3日かかるんだそうですが、「明日の午後には電話線切りますので」
とお話ししたら、特別にその日のうちに限度額引き上げOKのお返事をいただきました。
すごいよ、わたしのカード。ン百万円まで支払えるようになっちゃったよ。

そして、今日。
ようやくEnrolmentに関するお知らせメールが来ました。
(オリエンテーションと入学手続きは、別の係が担当するのですね。)
入学手続きは、一対一で、予約をとって行うのだそうです。
お金を払いたくて仕方ない訳ではありませんが、本当に入学させてもらえるのか
一抹の不安が残っているものですから、さっそく初日に予約をとりました。

一番不安だった入学金支払方法については、3つ書いてありました。

1.クレジットカードまたはデビットカード
  オンラインで支払うこと。

2.小切手またはバンクドラフト(送金小切手)

3.振込

4.現金は受け付けない。銀行に持っていて現金振込してください。

もちろん、1のクレジットカード支払にするのですが、今度は支払額がよくわからないので
キャッシャーにメールで問い合わせ中です。
なんでも一度では終わらない国です。
というか、この国ではコミュニケーションを楽しむべきなのかもしれません。



2013年9月16日月曜日

オリエンテーション

久々の投稿です。
無事にロンドンに着いて、健康に暮らしております。
携帯電話のこととか、英語のこととか、書きたいことはいろいろあるのですが、
とりあえず、大学関係の連絡がどっと届きだしたので、
そのことをまとめて(さかのぼって)書こうと思います。

まず、International/ EU Student Induction Program なるものがメールで届きました。
辞書で引いてもよくわかりません。だって・・・

induction: 任命、就任、入隊、徴兵

内容を見ると、要するにオリエンテーションのことだと理解しました。
学校内の施設の使い方とか、健康管理のこととか、1週間以上にわたるプログラムなのですが
どうも全部に出なくてもよさそうです。
出たいものにチェックして、返信するようになっています。

なんだか、拍子抜けです。
しかも、入学手続きのことには一言も触れていません。
入学金を払う前にオリエンテーションをしちゃうのか、この国では。

2013年7月29日月曜日

準確定申告

サラリーマンの方は問題ないのかもしれないけれど、
わたしはフリーで仕事をしているので、今年度の確定申告をどうするか
考えないといけないのです。

といっても、収入が少ないので、源泉徴収分を返してもらう相談なんですけどね。
たとえ数千円でも、海外貧乏生活に備えて、もらえるものはもらっておかないと。

税務署に尋ねると、方法は2つあります、とのこと。
1.納税管理人を立てる
2.準確定申告をする

老親にはなるべく面倒をかけたくないので、自分がいるうちにできることは
できるだけやっておきましょう。

準確定申告は、海外出発の前日までに、所管の税務署で行います。
持って行くものは、

1.源泉徴収票原本
2.認印
3.口座がわかるもの

本当は用紙がいるのだけど、わたしの場合は単純なケースなので
その場ですぐ記入できるでしょう、と言われました。

源泉徴収票は、本来は年末にいただくものですが、3ヶ所の勤務先に
今年のこれまでの分を発行していただくよう、お願いをしました。
大好きな勤務先から、退職届けを書いてくださいと言われてしまいました。
帰国したら、また雇ってもらえるかな。もらえるといいなぁ。
(せっかく時給が100円上がったのに。。。と、せこいことを考える)

そして、加入している生命保険会社にも電話。
控除証明書を送ってもらうよう、手配しました。

あとは、送られてくるのを待つだけです。

2013年7月24日水曜日

不真面目な英語勉強のススメ

以前、通訳をやっていたときの先輩、Pちゃんと会った。
Pちゃんの悩みは、いくら勉強しても英検1級の1次に受からないこと。
でも、Pちゃんに英語力があるのは、知っている。

話を聞いてみると、ものすごい勉強量なのだ。
英検1級用の専門学校に、もう何年も通っている。
英検1級用の単語本をいつも持ち歩いて、もう3冊目を使っている。
見せてもらったら、アンダーラインや書き込みでいっぱいだ。
今使っている単語本は、例文ごと暗記しているというのだ。

なのに、なぜ?

Pちゃんは、英検1級用の問題集のコピーも持ち歩いている。
そこには、単語の意味がびっしり書き込まれている。
なかなか合格しないので、今は「精読」に取り組んでいるというのだ。

それだ!

だって、教科書の文章を端から端まで和訳して覚えるなんて勉強法が
有効なのは、中学校まででしょう?
高校生が教科書を全文和訳なんてしていたら、他の教科の勉強ができないでしょ。
大学入試だって「全部和訳しなさい」なんて問題、出ないよ?
ましてや、社会人は時間との勝負。
限られた時間内に、どれだけの量の英文を処理できるか、が大事なんじゃない?
(TOEICは、まさにそういう試験です)

そういうわけで、真面目なPちゃんには私のずぼらな勉強法をおすすめした。

興味のある英文を、短時間で読む。
辞書を引かないで、一気に読む。
だいたいどんな意味かつかむ。
頭の中に疑問文を作りながら、読む。
 ○○さんってどんな人なんだろう?
 何で話題になったんだろう?
 最後はどうなっちゃったんだろう?etc.

Pちゃんに必要なのは、スピード、だと思う。


2013年7月22日月曜日

課題図書


大学から「コア・モジュールに備えて読みなさい」という本のリストが送られてきました。
アマゾンで買おうかとも思ったのですが、Book Depositoryというところが送料無料で、
本の値段も若干安かったので利用してみました。
そして、今日、イギリスから注文した本が届きました。

分厚いよー。
特に、一番上の可愛い表紙の本。
500ページ近くあります。
いつ読めばいいのだ。
いや、読まないと困るのは、自分なのですが。

2013年7月21日日曜日

噛み合わない質疑応答

某大学の言語学会の発表を聞きにいきました。
「研究」の世界を垣間見てきました。

全員日本人による発表でしたが、言語は日本語と英語が半分半分でした。

言語学を勉強したことのないわたしには、チンプンカンプンの用語も多く
ありましたが、内容は多岐に渡っていて、大変興味深いものでした。

しかし、専門用語だけでなく、英語そのものもよくわからなくて
落ち込みました。

中でも、あるネイティブの方の質問と、それに答える日本人発表者の方の
質疑応答がまるで理解できず、困惑しました。
こんなことで留学できるのだろうか、わたし。

しかし、一緒に聞いていたMさんによると、その質問は的外れで、
発表者の方もおそらく質問を理解しておらず、
応答はぜんぜん噛み合っていなかったのだそうです。
そういうこともあるのか、と目から鱗が落ちました。

英語がわからない=自分の英語力が足りない、だと思っていたけれど、
内容が的外れなのかもしれないなんて、思いもよらなかった。
なーんだ、わからなくて当然じゃない。

その一方で、的外れな質問にも(たとえわかっていなくても)
自信たっぷりに答えを返せばいいのだ、ということも学びました。
相手の英語がわからないからといって、恐縮する必要はないのですね。
こちらが的外れなら、また相手も質問を変えてやってくるのだから。

態度だけでも、堂々と!!

2013年7月19日金曜日

英国ビザ申請

アンコンディショナルオファーが出ると、引き続き学生ビザ申請のために、大学に必要書類を申請することになると思いますが、わたしの場合は夫の家族ビザで渡英することにしているので、夫経由でビザの申請手続きをしないといけません。

その書類がやっと整い、英国ビザセンターに行ってきました!

申請自体にかかった時間は30分ほどでしたが、ちょっと緊張する時間でした。

1.まず、予約時間に20分以上遅刻すると、受け付けてもらえません。
  電車が遅延した場合は、遅延証明が必要です。
2.入り口で、警備員さんによる本人確認と、携帯の電源オフ確認、金属探知機検査があります。
3.中は銀行のロビーみたいです。書類審査は日本人が日本語でしてくれます。
4.別室で写真撮影と指紋採取(両手の指10本分)があります。
  指の4本以上に傷があると、受け付けられませんとのことです。
5.別料金で、審査期間を短縮する優先サービスがありますが、2013年6月末より家族申請は
  適用外になったとのことで、受けられなくなりました。
  (家族3人連れの人が3人分の優先サービスを申し込んでいたので、本人と同時なら
  できるのかも。)
6.一旦ビザが下りると、入国予定日までは英国に入れなくなるので注意。
  他の国へは行けます。

ビザが下りるまで約3週間、ドキドキしながら待つことにします。

2013年5月5日日曜日

オファーをお断りする

I校からオファーをいただいて舞い上がっていましたが、落ち着いてみると
やらなくてはならないことを2つ思い出しました。

1.他の3校のオファーをお断りする。
2.Referenceを書いてくださった方々に、結果報告をする。

オファーのお断りってどう書くんだろう?と思ったら、インターネットは
素晴らしいですね。何でも見本があります。

I am writing in response to your offer of admission to Teaching English to Speakers of Other Languages MA program at xxx University. I appreciate your interest in me, but I regret to inform you that I will not be accepting your offer of admission. Thank you for your time and consideration.
Sincerely,

そのまま拝借します。

ところが、困ったのは担当者の名前。
ある大学の担当者の名前はDominikaさんですが、男性か女性がわからないので、
Dear Mr. Dominika... で始めるか、Dear Ms. Dominika... で始めるか、わからないのです。

こんなときに頼りになるのは、Googleの画像検索。
検索窓にDominikaと入れて、出てきた画像が女の人の顔だったら女の名前、
男の人の顔だったら男の名前、ということをするんですが、
今回は特殊だった。Dominikaって国の名前でもあるんですね。
地図やら、ミス・ドミニカやらの写真がずらずら並んでしまいました。

そこで考えたのが、Facebookの検索です。
これは、バッチリでした。Facebookは、基本的に人間の検索ですから。
ドミニカさんは女性でした。
Dear Ms. Dominika... 断ってしまってごめんね。

2013年5月3日金曜日

アンコンディショナルオファー


コンディショナルオファーをもらっていたK校とI校。
どちらもよい学校なので迷ってましたが、下見に行ってくれた夫が
I校のキャンパスは大学らしくてとても雰囲気が良いというので、気持ちが傾きました。

そこへ届いた、アンコンディショナルオファー!
嬉しいですね。
さっそく「Accept」をしました。

次は何をすればいいんだろう?
エージェントさんに聞いてみることにします。

2013年4月20日土曜日

英検・TOEIC・TOEFL・IELTSの比較

英検・TOEIC・TOEFL・IELTSの点数換算表というのを見たことがあります。
自分の場合はどうなるんだろう?と、ちょっと興味を持ったので
表にしてみました。
いわゆる試験対策というのをほとんどしていないので(それじゃダメなんだけど)
わりと「素」の比較ができると思います。



英検

TOEIC

TOEFL iBT

IELTS

L

R

合計

L

R

S

W

合計

L

R

S

W

総合

1級

495

475

970

26

28

23

22

99

7.0

8.5

7.5

6.5

7.5

495

490

985

26

26

24

24

100

わたしの手元の換算表では、英検1級とTOEFL100とIELTS7.5が
だいたい横並びになっています。この表と一致します。
が、TOEICの点はいくら高くても当てになりませんね。
やっぱりスピーキング力とライティング力を加味しないと、本当の英語力はわかりません。

英検だけ、大学時代に合格。
あとは、すべて40代の成績です。
そして、20代~40代の間、ほとんど英語の勉強はしていません。

わたしの場合、LとRの力は、高校留学と大学受験勉強がベースになっています。
そのあとは、人生経験を積むうちに少しずつ伸びてきた感じです。

英検は、今受けてもたぶん合格しないと思います。
単語を勉強していないからです。

TOEFLのSとWは、「対策」が必要だと感じます。
ただ生活しているだけでは伸びないし、コツを知らないと点が取れないと思います。
論理的な組み立てを意識しないといけません。

IELTSのWも、おそらくTOEFLとはちょっと違う「対策」が必要だと思います。
手で書くのに慣れていない人は、なおさらです。
Sは、TOEFLのSよりも普段の会話力、コミュニケーション力が反映される感じです。

TOEFLとIELTSはどっちが簡単なんだろう?と思っていましたが、
簡単(難しい)というよりは、向いている(向いていない)なのかもしれません。
英国の大学、大学院を受験される方は、両方試してみるのがよいと思います。
どっちもすごく面倒くさいですけど。

2013年4月19日金曜日

IELTSの結果

今日は、4月6日に受けたIELTSの結果がオンラインで発表される日。
7.0を超えてるといいなぁ~。
無理かなぁ~。

と、おそるおそる開いて、びっくり。


Listening
Reading
Writing
Speaking
Overall
7.0
8.5
6.5
7.5
7.5

予想外に出来がよかったです。

リスニングは、自信のなかった問題は間違えていたということかな。
リーディングは、時間配分がうまくいったのがよかったみたい。
ライティングは、これが実力でしょう。ちゃんと勉強すればよかった。
スピーキングは、気持ちよ~く話させてくれた面接官のお兄さんのおかげです。

結果を大学に送ってもらう手配が終わって、ひとつほっとしました。

2013年4月17日水曜日

W校からもオファー

3月27日に出願したW校から、本日4月17日、メールでオファーが来た。
またしても Conditional Offer.

You must obtain IELTS with at least band 6.5 overall with a minimum of 6.0 in Listening, Reading, Speaking and Writing. Please contact us for further details if you are taking a different English Language qualification.

TOEFLの条件はクリアしているはずなんだけどなぁ、何だか納得できないなぁ。
問い合わせればいいんだけど、行くつもりのない学校と交渉するのも気が進まない。
それでも、勲章として(?)保険として(?)Unconditional Offerを
取っておいたほうがいいんでしょうか。


その後、I校からは何も言ってこないのが気になります。
オンライン上でConditional Offerになっているのに、
いつまでもメールが来ないのは、なぜ?
TOEFLの結果が届くまで待ちましょう、ということなのか?

2013年4月15日月曜日

TOEFLをキャンセルした

今週末のTOEFLをキャンセルしようか、どうしようか、ずーっと迷っていたのだけど、
勉強する気持ちがなくなってしまったので、前回のスコアレポートはまだ届かないけど
思い切ってキャンセルした。
返金は112.5ドル。(半額)

TOEFLの結果がオンラインで公開されるのは異常に早いのだけど、
お手紙で送られてくるのは異常に遅い。
たぶん、アメリカから送られてくるからでしょう。
(TOEICの結果は日本国内から送られてくる。)

本当は、今週末は「Mテストセンター」の席を確保できていたので、
受験環境はよかったのだろうけど、やる気ないのに4時間座ってるのはキツイよね。
ちなみに、前回の会場は「某専門学校」。
前々回の会場は「Yテストセンター」。
2つしか比べられないけど、わたしの感じた違いは3つある。

① テストセンターは個人ロッカーに荷物を入れられたけど、某専門学校は荷物を全部自分の席のまわりの床に置かないといけないので、すごく邪魔だった。某専門学校は、休憩時間にハンドバックを持ち出せなかったので、困るよね。女性の場合は特に。

② テストセンターは係員さんがベテランだった。某専門学校は新人さんのような人が何度も指示を間違えて、混乱していた。

③ テストセンターはTOEFLを受けなれている人が多く受験している印象。スムーズだけど、休憩時間に「あの問題はダミーだよね。」とか、ベテランぽい会話が聞こえてきて、あせった。

会場によっては、パソコンの使い勝手が違うとか、隣の席との仕切りのあるなし、とか
聞くけれど、わたしにはそこまでの違いは感じられなかった。

これから受ける方の参考になりましたら。。。

2013年4月13日土曜日

現在のオファー状況

昨夜遅くにB校からメールが来て、UKPASSからもお知らせが来て、
え?2校からオファー?と思ったものの、眠さには勝てず、寝てしまいました。
イギリスからの連絡って、だいたい深夜に来るのよね。
今朝起きて、状況を整理してみました。

K校
3月28日に出願。
4月5日にConditional Offer。回答期限は5月17日。
ただし、先日のTOEFLの結果が先方に届けば、unconditionalになると思われる。
学生ビザのために追加情報を送ってほしいと言われている。

I校
3月27日に出願。
大学からの連絡はないが、UKPASS上では、4月12日にConditional Offerになった。
詳細は不明。

B校
3月22日に出願。
4月10日に追加課題を提出。
4月12日、オファーレターが届いた。
返答期限は書いていないが、できるだけ早く、今月中かと思われる。
Conditional Offer とあるが、conditionはDECLARATION OF PREVIOUS STUDIES IN THE UK
を提出すること。(学生ビザの関係)

W校
3月27日に出願。
まだ連絡ありません。

自分の中では、K校か、I校か、まだ決めかねています。
I校が「オファーって書いたのは、間違いでした~」みたいに言ってくれれば
話は早いんだけどなぁ。

2013年4月11日木曜日

B校の課題提出

願書を出した後、B校から追加の課題が送られてきた。
ウェブ上のある記事を読んで、500ワード以上のエッセイを書くこと。
記事を印刷したら、A4で14枚になった。
3回ぐらい読んで、きのう一日でがんばって書いて提出した。

その一部。


3.  Do you think the methodology the authors used was suitable for the aims of the study? Why/why not?

I think the methodology the authors used was generally adequate except for the two points: comparability and learning experiences.

In the study, the term “native-speakerness” is being compared with other seven qualities. However, I doubt whether they are comparable because.....


何しろやっつけ仕事なので、論理的にどうとか、言い回しがどうとか、もう知らない。
これでダメなら、不合格にして!という気分。

2013年4月8日月曜日

TOEIC残念。

3月17日に受けたTOEICの結果がネットで発表された。

<リスニング>  495点
<リーディング> 490点
<合計>      985点

ダメだと思ったリスニングが満点で、逆にリーディングは
何がだめだったかわからない。
対策のしようがないです。
満点とりたかったのになぁ。残念。

2013年4月7日日曜日

IELTS スピーキング試験

本日はIELTSの二日目。
スピーキング試験だけを受けてきた。

感想:

楽しかったー!
面接官はオーストラリア人のハンサムなお兄さん。とっても話しやすかった。
TOEFLと違って生身の人間と話す良さをフルに体験できた。
自分の答えに笑顔で相槌を打ってもらえる、興味深そうにうなづいてもらえる、
ただそれだけでこんなに話しやすくなるんだなぁ。
試験だということを忘れて、一日中話し続けたいとさえ思ってしまった。
結果は出てみないとわからないけど、最初で最後のIELTS試験に
全力を出し切れたので、悔いが残らなくてよかった。

2013年4月6日土曜日

初・IELTS受験

おそらく人生最初で最後のIELTSを受けてきた。
今日はリスニング、リーディングとライティング。
覚えているうちに書き残します。

■ TOEFLと違って、一斉に始まり、一斉に終わる。
他の人のノイズに悩まされる必要なく、落ち着いて受験できる反面、
早くIDチェックを受けて早く会場に入ると、すごく待たされるはめになる。
わたしは遅めに入ったつもりだったけど、それでも一時間以上待たされた。
荷物置き場の部屋をなかなか出ようとしなかった人は、たぶん事情を知っている人。

■ 試験中、荷物室は施錠すると言っているものの、自分より一時間も遅く出る人が
いるんだから、その間に何か取られたら困る。
貴重品は持って行かないことと、荷物室は出来るだけ遅く出ることがポイントかな。

■ 筆記用具はえんぴつのみ使用可。持ち込んだ6本を全部使ってしまった。
輪ゴムで束ねると運びやすいみたい。

■ TOEFLは日本語での指示だったけど、IELTSは全部英語で指示された。
初級者の人には結構分かりにくいと思う。

■ リスニングは、最後までしっかり聞かないと、ひっかけのような問題がある。
「A・・・にしようと思ったけど、やっぱりBにするわ。」みたいな。
全部聞こえたのに答えがわからない問題があるのはなぜ?

■ リーディングはとにかく量が多いと聞いていたので大急ぎで進んだら、
5分ぐらい時間が余った。
正誤判定は気持ちに余裕があった方が空回りしなくてすむので、
他の問題はさっさと済ませる方が良さそう。

■ ライティングは、TOEFLと違って何ワード書いたかわからない。
途中で数える時間ももったいないので、できれば問題集の模範解答などを
レポート用紙に「鉛筆で」書く練習をして、ワード数の目安を把握しておくといいと思う。
解答用紙はタスク1もタスク2も、それぞれレポート用紙2枚分よりちょっと少ないぐらい。

■ グラフの説明問題は、単位に注意。
今日は単位が(千人)であることに後から気づいて焦った。

2013年4月5日金曜日

conditional offerが来た~!

約1週間前にオンラインで願書を送った学校から、メールでオファーが来た!
留学フェアでお話をしたのが、効いたのでしょうか。

Thank you for your interest in our MA programme in English Language and Applied Linguistics.  We have reviewed your application today and we are recommending that we make you a CONDITIONAL offer of a place on the full time programme starting in September 2013.

「コンディショナル」の理由は英語の点数で、それは実は既にクリアしているので、
実質、アンコンディショナル・オファー。

やったー。これで留学できるー。


ネイティブも間違える!

ネイティブによるネイティブ英語講師のための英語教授法研修に参加してきた。わたしは、ほとんど唯一の日本人英語講師だったと思う。

今日、つくづく思ったのは、ネイティブだから英語ができるとは限らない。ましてやネイティブだから頭がいいなんてことはない!ということだ。もちろん、ネイティブだから英語のリスニング能力もスピーキング能力も高い。でも、それと頭の良さとは無関係だ。日本人はもっと堂々としてよい。

わたしが日本人の方が優れているなぁと思ったのは、計画性(being organized)と効率的な作業(efficiency)だ。今日は途中で部屋を入れ替わらないといけなかったのだが、どういう順番で動くか指示がなかったため、参加者は右往左往させられた。また、グループ作業でカードをマッチングさせる際に、やみくもに手をつけようとするので、まず同じ種類のものを集めましょう、と言ったら「おお」と感心された。ただ、効率的に正解を見つけることが果たしていつも正しいのかどうかはわからない。もしかしたら、あれこれ話し合うことのほうに意味があるのかもしれないとも思った。

ネイティブはすごいなぁと思ったことも、もちろんある。その一つは、間違えても堂々としていること。知らないことは初歩的なことでも堂々と質問すること。これは文化の違いだけど、日本人も真似していいと思う。特に語学の学習の際に有効だ。

帰り際、ニュージーランド人の女性に「実は明日IELTSを受けるから、今夜は飲みに行けない」と言ったら、寝る間際まで英語を勉強するといいわよ、とアドバイスを受けた。睡眠学習効果かな?騙されたと思ってやってみよう。.

2013年4月2日火曜日

TOEFLの結果

3月24日に受けたTOEFLの結果が出ました、と今、メールでお知らせが来た。
前回より下がっていたらイヤだなぁ~
と、おそるおそる開いてみたら・・・・・・

なんと、必要スコアをギリギリでクリア!
おそろしく効率のよい点の取り方をしていた。

 

 

Reading

Listening

Speaking

Writing

Total

前回スコア

28

26

23

22

99

今回スコア

26

26

24

24

100

I校の入学要件

na

na

na

na

100以上

K校の入学要件

24以上

22以上

22以上

24以上

100以上

B校の入学要件

24以上

na

na

24以上

92以上

W校の入学要件

18以上

17以上

20以上

17以上

92以上


I校の入学要件は、実はわたしが以前調べたときにはTOEFL114と書いてあったのだけど、留学フェアでもらった資料にTOEFL100と書いてあったので、これでいいんじゃないかと思う。

もう申し込んである、次のIELTSとTOEFLはどうしよう?
合計で4万円以上。
気楽に受けてみようかしら。

うれしいなぁ~。