2013年12月9日月曜日

いろいろなものの見方

東京都が3年目の教員全員に、3か月間海外経験をさせる、という記事を読みました。
http://mainichi.jp/select/news/20131125k0000e040181000c.html

● これを読んだ直後のわたしの感想。

「こんなにお金をかけて全員海外経験をさせても、仕事に戻りたくなくなっちゃって教員辞める人が続出するんじゃないの?そしたら、ただでさえキツイ教員への世間の風当たりがますます強くなっちゃって、結局この制度も頓挫するんじゃないの?同じお金をかけるんだったら、全員に留学させるんじゃなくて、ある程度の選考をして、選ばれた人が辞めにくい雰囲気を作ったほうがいいんじゃないの?」

● ものすごく厳しい東京都の派遣教員選考試験を勝ち抜いて、現在留学中のSさんの感想。

「3年目の教員がいる学校現場は、人繰りが大変だろうな~と思いました。」


● イギリス人Wさんの感想。

「たった3か月間の海外経験で、どんな効果があるの?」

● 現役大学院生で、現在留学中のAさんの感想。

「すばらしい制度だと思います。海外経験のない若手教員の励みになります。ぜひ多くを学んで、教育現場で生かしてほしいです。」


・・・なんだか、自分がすごく年をとって汚れてしまっているような気がしました。
Aさんみたいなキラキラした気持ち、忘れてしまっていたなー。

2 件のコメント:

  1. 面白いですね。3カ月でもbetter than nothingだと私は思いますが、英語力は上がらないですよね~。サバイバルイングリッシュ”力”がついて、文法が余計に怪しくなるかも、とかいろいろおもいます。なら、もう、異文化体験と割り切って1か月、アジアの英語で義務教育をしている国に行ってくればーなんて個人的には思うのですが。

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  2. serenaさんのおっしゃる通り、3か月で英語力や授業力を上げるのは、やっぱり難しいですよね。きっかけ作りとか、意識づけとかいう面が大きいのでしょうか。200人を4回に分けて50人ずつ派遣するとして、受け入れ先の確保は大丈夫かな。ホームステイも、なんて、言うのは簡単だけど、事務方は大変でしょうね。ワールドイングリッシュの流れからいうと、アメリカ・イギリスだけじゃなくて、シンガポールとかフィリピンとかインドとか南アフリカとか、いろいろなところに行ってみたらいいのに、とわたしも思います。

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