2013年3月31日日曜日

S社の留学フェア

今日は、S社の留学フェアに行ってきた。
早く着いた方は、こちらで座ってお待ちください、と案内された部屋には、
12時5分になっても誰も呼びに来ない。
もしかして・・・?と会場に向かうと、もう始まっているではないか。
12時から面談予約だったんだけど、わたしのせいで遅れたわけじゃないから、いいよね。
こういうとき、「あるよねー、そういうこと」と流せるようになったら、国際人の第一歩
という気がする。

今日の目的は、2校との面談。
運のよいことに、面談と面談の間にスピーチ・クリニックも受けることができた。
なんて効率のよい時間の使い方だろう。
たぶん、今日も最初に会場を後にしたと思う。

B校の面談メモ (先生ではなく、事務の人)

■ 全ての授業が夜6時から9時の間に行われる。受講生は社会人が中心。
  図書館は夜11時まで開いている。
  場所はロンドンの中心部。大英博物館のすぐそばで、とても環境が良い。

■ 送られてきた追加の課題は、1~2週間のうちに返送すると良いだろう。

K校の面談メモ (International Marketing Officer)

■ 研究よりも実学寄りのMAコース。実務3年以上を入学条件にしているのが特徴。
  博士課程に進む人よりも、実務に戻っていく人のほうが多い印象。

■ 日本人学生の合格率は50%ぐらい。アメリカ人などよりも合格率は高い。
  ただし、英語力が低い人が多いので、pre-sessionalを受講する人が多い。

■ MA取得率は100%に近いのではないか。取れなかった人の話はあまり聞かない。

■ 驚いたのは、国籍比率。
  現在、MA in TESOLコースに在籍している76人の学生のうち、70%以上が
  英国出身。日本人はなんと1人だけ。
  キャンパス全体でも、英国出身者の比率が高いのが特徴だそうだ。

今日は、昨日のB社の留学フェアほど人は多くなかったが、待っている間、
留学希望の学生さん2人と言葉を交わすことができた。
ところが、この2人が2人とも、いわゆる「不思議ちゃん」。
いくら話を聞いても、留学したい理由がよくわからない。
そのうち1人はK校のブースの前に立っていたので、話してみると
TESOLを勉強したい、というのだけど、大学の専攻は理系で全然方向が違う。
おまけに、英語に自信がなくて大学の先生と話せないと言う。
英語に自信のない人がどうして英語教授法を学びたいのか、不思議~。
いろんな人の集まる場所だった。

2013年3月30日土曜日

B社の留学フェア

留学エージェントB社の主催する「留学フェア」に行ってきた。

今日のわたしの目当ては、ただ一つ。
某校の担当者とお話することだ。

まず驚いたのは、びっくりするほど多くのお客さんが来場していたこと。
留学希望者って、東日本だけでこんなにいるの~?
公式には1時から始まることになっていたけど、
入り口の看板には「12時40分からご案内します」となっていた。
わたしが着いたのは、12時50分ぐらいかな。
すぐ中に案内されて、自分の名前とか書いたら、さっそくお目当てのブースへ。

わたしの前にすでに1人、面接していたのにも驚いたけど、
わたしが話をしている間に、うしろに3人ほど並んでいたのにはもっと驚いた。

気がついたことを箇条書きしてみる。

■ 人気校の担当者とあまり待たずに話をするには、開始時間の20分以上前に
  会場に着くとよい。

■ たくさんの学校と話をしたい人は、S社の留学フェアのほうが時間を予約できるから
  効率的に回れるんじゃないかな。
  (わたしは、明日のS社で2校と面談の約束をしている)

■ 会場に来ている担当者は、自分の希望学部のことを知らない可能性が高い。
  (今日来ていた教授は、ボクは社会学だからそれは分からないよー、を連発。)

■ それでも、質問があれば、学部の担当者につないでくれる可能性がある。
  (今日の教授は、ボクにメールで質問してくれれば、転送するよ、と言ってくれた)
 

■ 教授に「日本人学生の強み、弱みは何ですか」と聞いたら、「それは人による」と
  常識的な答が返ってきたが、あとで「日本人は日本人とばかりつるむので、
  英語がなかなか上達しない」と、ちらっと本音が聞けた。

■ 今日は、その学校への留学経験者の日本人の方とも話ができてよかった。
  「あなたはどんな研究がしたいんですか。」と聞かれて、ひょっとして研究を
  重視しているコースなのかな、と想像できた。
  他の学校の評判を聞くこともできた。(もちろん、わが校が一番、と言っていたけど)

■ 時間のある人は、いろんなセミナーがあるので、半日たっぷりいることもできる。
  (出口で、もうお帰りですか?とびっくりされた。)

さて、明日はS社の留学セミナー。
今日の反省を生かして、がんばろう。

2013年3月27日水曜日

追加のエッセイ課題

今日までに3校にオンラインで願書を出すことができた。
あと1校は、職業欄の書き方についてのエージェントの確認待ち。

ほっとする間もなく、最初に出した学校からメールが来た。

In order to assess your academic ability you
are asked to complete the following task.

う~ん、つまりこれは、追加で課題を出せということね?
しかも、as soon as possible とある。

内容は、短い論文(A4で5ページある。。。)を読んで、
500ワード以上のエッセイを書きなさい、というもの。
ちょっと前だったら倒れてたと思うけど、
IELTSやTOEFLのライティングの延長と考えたら
まぁ、こんなものかな。
入学したら、これ以上に課題に追われるんだよね。

が、がんばるぞー。ぉー。

2013年3月26日火曜日

TOEFLを大学受験資格に?

自民党の教育再生実行本部が、TOEFLを国内の大学の受験資格とすることを提言するそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130321-00000074-san-soci

このニュースを聞いて、最初に思ったのは、「高校の授業が変わるな」ということ。
大学入試の英語とTOEFLの最大の違いは、スピーキング・テストがあることだと思う。
中途半端な「コミュニケーション」を学ぶより、どんなちっぽけなことにでも
自分の意見をはっきり英語で言えるようになれば、日本の高校生もずいぶん変わるだろう。
(パンが好きか、ごはんが好きか、みたいなささいなことです。)

でも、難しいな、と思うこともある。

第一に、受験料の高さだ。現在、日本でのTOEFLの受験料は225ドル。約2万円だ。
TOEFLは大都市では月に3回ぐらい受験のチャンスがあるが、気軽に何回も受けられるような
受験料ではない。それでも、たくさん受けたほうが慣れるし、高い点数を使うこともできる。
すると、経済力のあるほうが有利という結果にならないか。

第二に、すべての大学の受験資格とするというが、いわゆる「受験」を経ずに入学する学生
(推薦入試やAO入試)が受けないのなら、大学生の英語力向上につながらないのでは
ないか、という疑問がある。
ただでさえ、受験しない子が増えているのに、TOEFLなんていうものが導入されたら
ますますそれを避けて推薦やAOに走る子が増えないか。

第三に、日本の大学受験生の英語力は、TOEFLで測れるレベルか?という問題がある。
私の予想では、リーディングとリスニングは、大部分の受験生が鉛筆転がして
勘で選んでも変わらないような点をとりそうな気がする。
スピーキングとライティングにいたっては、ほとんど0点みたいな人が大勢出そうな気がする。
そんな状況で合格最低点は何点に設定するのか?
ただでさえ受験生が減って経営の苦しい大学の中には、TOEFL必要なし、を売りにする
ところが出てくるのではないか。
日本人のTOEFLの平均点はおそらく世界最低点になると思うが、それに耐えられるのか、
わが国民は。

追記: TOEFL受けるためにパスポートが必要、というのもネックかもしれない。
     外国に行く予定なくても、1万円以上かけてパスポートを申請するのか。

2013年3月24日日曜日

TOEFLを受けてきた

絶好のお花見日和の本日、TOEFL受験してきました。
何やってんだ、わたしは。

これで準備万端だったらかっこいいんですけどね、
1週間前に買ったwriting 対策本、結局30日分のコースの7日目で挫折。

TOEFLは2回目の受験だったのですが、だいぶ忘れていることも
ありましたので、覚書をしておきます。

■ 一人ずつ順番に写真を撮られて、席に案内された人から始まるので、
  10:00前に始まる人もいれば、10:30に始まる人もいる。
  このタイム差が何ともイヤですね。係の人が一人一人説明してスタートするので
  時間差は仕方ないのかもしれないのですが、readingをしている最中に
  隣の人がマイクテストを始めたり、自分はwritingを始めたのに、隣の人の
  speakingが終わってなかったり。
  これに対抗するため、わたしは「牛歩戦術」をとりました。
  隣の人は、わたしの5分遅れぐらいでスタートしたのですが、
  途中、説明を読み終わったらcontinueボタンを押す、というところがあるのですよ。
  ここで、読み終わったのにわざとノロノロして時間調整。
  最後には隣の人とほとんど同時に終わりました!

■ 直前にネットで読んだ「コツ」を実践してみました。
  それは、speakingテストの準備時間に、言おうとすることを声に出して言ってみる、
  というもの。確かに、他の人もヘッドホーンをしているし、準備なのか本番なのか
  区別できないので、よかったです。それに声を出すとなぜか落ち着きますね。
  調子に乗って、writingパートに出てくるpassageも小さい声で音読しました。
  これもイイ!けど、やっていいかどうかはグレーです。
  口パクぐらいなら、OKかと思います。

■ readingは、時間が足りなくなってしまいました。
  あんまりじっくり考えてちゃダメですね。TOEICと同じぐらいのスピードじゃないと。
  前回も思ったのですが、listeningの内容は興味深いテーマでした。
  わたし、案外大学の講義を楽しめるかも。
  speakingは、最初の数問が苦手です。
  15秒で自分の経験を思い出して整理するなんて、無理。
  最初の問題は、嘘八百の作り話をしました。
  いろいろなトピックを想定して、日本語で考えておくほうがいいかもしれません。
  writingは、1問目は字数オーバー。2問目は書き終わりませんでした。
  構成はうまくいったと思うんだけどなぁ。
  もっと「すらすら書く」練習をしたほうがよさそうです。

2013年3月20日水曜日

志望動機書の書き直し

志望動機書の添削が終わって戻ってきた・・・んだけど、
なかなかやっかいなコメントがついてきた。

冒頭の部分、「この表現は陳腐で使い古されていますので
できれば書き直したほうがいいです。」というのだ。

The ultimate objective of my professional career is ~.

そんな~。
みんな書いてるじゃないのさ~。
あ、そうか。だからダメなのか。

コメントは、続く。
「読み手の心をぐっとつかむような書き出しを工夫してください。
たとえば、日本の教育に関する驚くべき事実とか、何かの引用とか。」

どうすりゃいいんだ。。。

2013年3月18日月曜日

怒涛の英語テスト月間

昨日はTOEIC, 来週はTOEFL, 1週空いてその次はIELTS。
2週空いて、またTOEFL。
怒涛の英語テスト月間である。

留学にTOEICなんて必要ないのだけど、申し込んだ後に留学しようと思い立ったの
だから仕方ない。
帰国後の仕事探しのためには、TOEICの点数のほうが役に立ちそうなので、
無駄にはならないだろう。
といっても、2年前の点数(まぐれで970点)を超えるのは難しそう。
リスニングは、何を言っているのかほぼわかったけど、情報保持力に問題アリ。
つまり、記憶力が衰えているので、4番まで聞いたところで
「あれ?2番は何だっけ?」
になってしまう。
パートIで、過去進行形の受身の問題に、ひっかかった気がする。
(選んではいけないものを選んでしまった)
リーディングは、今回は最後まで解いて、さらに5分余った。
今までスキャニングとか馬鹿にしていてごめんなさい、と謝りたい気分。
全部読まないだけで、こんなに時間を有効に使えるなんて。

TOEFLは、writingが課題。2年前22点だったwritingを24点に伸ばせれば、
2校に手が届く。(ただし、他の点数が下がらないことが必要だけど)
ということを、昨日急に思い出して、あわててアマゾンで注文した本が、
なんと今日届いた!

TOEFLテスト ライティング問題100 (旺文社)

本を開いてみて、わかった。
「30日間完全学習」と書いてある。
つまり、30日分の内容を6日でやらなくては終わらない。
30÷6=5
しかし、今日勉強できたのは3日分だけ。
初日からすでに絶望的である。

IELTSは、手回しよく既に参考書を2冊買ってあるのだけど、まだ全然
開いてないから意味ないか。

IELTS実践トレーニング (三修社)
IMPROVE YOUR IELTS Writing Skills (MACMILLAN)

追い込まれると思わぬ力を発揮するタイプ、と思いたい。。。

2013年3月17日日曜日

願書を書き始めてわかったこと

すべて同時進行で進めていると、思わぬ時間の無駄が生まれる、という失敗例。
<IoE>
なんと、Personal Statement に書くべきこと、構成が独自のものだった。
ということは、今、添削してもらっているPersonal Statement はボツで、
新しく書き直さないといけないことに。。。
しかも、新たに添削手数料が発生する。
添削が返ってくるまで、さらに1週間待たなくてはならない。
これは、痛い。

<King's College, London>
教職免状の添付が要求されていることがわかった。
相手は日本語の免状など読めないので、当然、英文証明書が必要。
これを取り寄せるのに、1週間以上かかる。
あらら~。

大学によって、こんなに願書の書式や必要書類が違うとは知らなかった。
時間に余裕のある方は、願書を一通り読んでから、各種書類の作成に
とりかかったほうがよさそうです。

2013年3月12日火曜日

Personal Statement完成!

イギリス人講師にPersonal Statementを見てもらったのだけど、
20分の予定が10分で終わってしまった。
最大の理由が、「構成に直すところがない」というもの。
最後のパラグラフだけ、もっとそれぞれの大学に合わせて詳しく書くように、
とは言われたけど、ただそれだけ。
細かい文法やスペリングのミスは、メールの添削で直してもらうように、
ということらしい。

う~~ん。
これでいい訳がないでしょ。

冗長だと思うし、説得力があるとはとても思えない。
もっと論理の流れとか見てくれるのかと思ったけど、
そこまでやる気はないらしい。

じゃ、誰が直すの?
自分でしょ。

というわけで、家に帰って何度も何度も削ってはつけ足し、何とか形にした。
最後のパラグラフを書くためには、大学のホームページをよーく読まないといけない。
これは、やってよかった。
今まで第2候補にしていた大学が、夜間コースがメインだということがわかり、
順位を下げることにした。だって、わたしが暇なのは昼間なんだから。
逆に、第3候補と思っていた大学が、自分に合っているような気がしてきた。
理論よりも実務寄りだと思った。
調べていたら、教育実習的なこともできる大学を見つけて、一生懸命読んでいたら、
結局、キャンパスがロンドンから遠く離れていることがわかってがっかりしたり。
でも、こういう時間こそ必要ですね。

先ほど、できあがったPersonal Statementをメールで添削依頼して、おしまい。

次は・・・オンラインで願書を書き始めなくちゃ。
がんばれ、自分。

2013年3月9日土曜日

Personal Statementを書く!

自分の怠け癖は、自分が一番よくわかっている。
そんなわたしが留学準備を前に進めるためには、次から次へと締め切りを作っていくに限る。
しかも、タイトな締め切りを。

ここまでの流れ

2月はじめ 留学を決意。
2月8日 エージェントをはしご。
2月10日 留学書類準備セミナー
2月12日 推薦書を依頼(電話)
2月14日 証明書類を郵送で請求
2月25日 推薦書の英訳の添削依頼
2月28日 推薦書英訳の添削完了
3月6日 推薦書にサインをもらいに行く
3月8日 英文履歴書完成

実は、今日までにほとんどの書類が整っているのです。
そう。Perosonal Statement(志望理由書) 以外は。

悩んでいても仕方ない。
思い切って、木曜日にエージェントに電話して、日曜日に添削してもらう
約束をした。その時点で、一文字も書けていなかったけど。

木曜日。外を歩きながら、カフェで休みながら、日本語で構成を考えた。
金曜日。とにかく英語にしていった。3分の1書けた。
そして、今日。土曜日。残りを英語にして、さっきまでに2回書き直した。

自分で気をつけたのは、同じ単語が何度も出てこないようにすること。
第1稿では、acquireと、achieve と、such が、それぞれ4回ずつぐらい登場していた。
第3稿では、それでも2回ずつぐらいかな。

結局、いつものようにやっつけ仕事になってしまったけど、
自分の将来なりたい姿がはっきりしたのは、収穫。
明日、イギリス人の先生に直してもらうのも楽しみだ。