2013年12月23日月曜日

レファレンスをどう管理するか

今日は、他大学に留学中の友人2人と4時間もランチして、
いろいろなお話を聞いてきました。

私以外の2人は、既にいろいろな論文を書いているので、
今、コースワークに苦しんでいるわたしから質問させていただきました。

たくさん読んだ参考文献は、どうやって管理しているの?

Sさん
「インデックスカード1枚に1情報書いて、リングで閉じているんですよ。
 いざ書き始める時にはこれを並べ替えて、使ったカードの裏にページ番号を書いていくんです。
 原始的だけど、これが一番。」

Nさん
「わたしは参考文献ごとにワードのファイルを作って、そこに文章を書き抜いてます。
 もちろん、ページ番号とかも書いておきます。
 最終的には捨てる情報も多いですけど。」

なるほどー。参考になります。

2013年12月17日火曜日

年齢は関係ない


日本だと、仕事やプライベートの相談をする相手は、だいたい同年代の人になりませんか。
少なくとも、わたしはそうでした。
同年代といっても、上下10歳ぐらいまでかな。

ところが、こちらに来て以来、文字通り「年齢は関係ない」という経験をしています。

授業がわからなくて「もう落ちこぼれそうー」と騒いでいると、
息子ぐらいの年の子が、チャットで悩みを聞いてくれました。
英語だと、年上、年下の区別があまりないから、同級生みたいに相談できます。
(実際、同級生なんだけど)

修論が白紙に戻って、もうどうしていいかわかんなーい!と騒いでいると、
20歳ぐらい下の女の子が、「落ち着いて、順序よく話してみて。」
と話を整理してくれました。
ありがたいことです。

要するに、わたしが子供っぽいのかもしれない、と今気が付きました。





2013年12月9日月曜日

いろいろなものの見方

東京都が3年目の教員全員に、3か月間海外経験をさせる、という記事を読みました。
http://mainichi.jp/select/news/20131125k0000e040181000c.html

● これを読んだ直後のわたしの感想。

「こんなにお金をかけて全員海外経験をさせても、仕事に戻りたくなくなっちゃって教員辞める人が続出するんじゃないの?そしたら、ただでさえキツイ教員への世間の風当たりがますます強くなっちゃって、結局この制度も頓挫するんじゃないの?同じお金をかけるんだったら、全員に留学させるんじゃなくて、ある程度の選考をして、選ばれた人が辞めにくい雰囲気を作ったほうがいいんじゃないの?」

● ものすごく厳しい東京都の派遣教員選考試験を勝ち抜いて、現在留学中のSさんの感想。

「3年目の教員がいる学校現場は、人繰りが大変だろうな~と思いました。」


● イギリス人Wさんの感想。

「たった3か月間の海外経験で、どんな効果があるの?」

● 現役大学院生で、現在留学中のAさんの感想。

「すばらしい制度だと思います。海外経験のない若手教員の励みになります。ぜひ多くを学んで、教育現場で生かしてほしいです。」


・・・なんだか、自分がすごく年をとって汚れてしまっているような気がしました。
Aさんみたいなキラキラした気持ち、忘れてしまっていたなー。

2013年12月6日金曜日

pragmatic communication

Dissertation のトピックについて、ずっとモヤモヤしていましたが、
このブログを読んでくださった友達からの背中を押すような励ましメールと、
Tutorからのアドバイスのおかげで、pragmatic communicationで行こうと決めました。
自分の気持ちにも、一番合っているトピックです。

ただし、関門はいっぱいありまして、
1.リサーチの手法については、とにかく論文を読みまくって集めること、とTutorに言われています。
2.時間的には、リサーチを2月から始めればぎりぎり間に合うんじゃないか、と言われました。それまでにリサーチ方法についてOKをもらわないと進められない、ということでもあります。
3.実は、pragmaticは自分が最も苦手とするところです。だって習ったことないんだもん。自分でもわからないことを、よその子に教えることなんてできるのか、私自身が会話から聞き取ることができるのか、はなはだ不安です。
4.本当は、「リサーチ」じゃなくて「指導」をやりたいテーマです。研究って残酷なところがあるから、目の前の子どものニーズに本当に答えることができるのか、やや不安です。

でも、少なくとも方向が決まったことは嬉しい!

2013年12月1日日曜日

過去の修論を読んでみた

このところ、毎週の授業の課題をこなすのにいっぱいいっぱいで、
Dissertation(修論)のことを考えることができなくて、精神的に不安定になっていましたが、
思い切って4時間ほど図書館にこもって過去の学生のDissertationを読んでみました。
その結果、自分のやりたいことはまだ見つからないものの、少し不安が解消された気がします。

その理由のひとつが、「どういうことなら可能なのか」が、少し見えてきたことです。
たとえば、小学生の子ども同士の休み時間の行動を分析するとしたら、
わたし、マイクを持って走って追いかけながら会話を録音しなければいけないんじゃないかと
思っていたのです。
けれども、実際にそのような研究をした人が、子どもの行動をビデオに撮りながら観察して、
あとで分析した、と書いてあったので、ちょっとほっとした訳です。
しかし、休み時間はちょっと難しいかなぁ。
より動きの少ない、授業中のほうがやりやすそうです。

しかし、それにしても、何を研究したいのか。。。。