2013年7月21日日曜日

噛み合わない質疑応答

某大学の言語学会の発表を聞きにいきました。
「研究」の世界を垣間見てきました。

全員日本人による発表でしたが、言語は日本語と英語が半分半分でした。

言語学を勉強したことのないわたしには、チンプンカンプンの用語も多く
ありましたが、内容は多岐に渡っていて、大変興味深いものでした。

しかし、専門用語だけでなく、英語そのものもよくわからなくて
落ち込みました。

中でも、あるネイティブの方の質問と、それに答える日本人発表者の方の
質疑応答がまるで理解できず、困惑しました。
こんなことで留学できるのだろうか、わたし。

しかし、一緒に聞いていたMさんによると、その質問は的外れで、
発表者の方もおそらく質問を理解しておらず、
応答はぜんぜん噛み合っていなかったのだそうです。
そういうこともあるのか、と目から鱗が落ちました。

英語がわからない=自分の英語力が足りない、だと思っていたけれど、
内容が的外れなのかもしれないなんて、思いもよらなかった。
なーんだ、わからなくて当然じゃない。

その一方で、的外れな質問にも(たとえわかっていなくても)
自信たっぷりに答えを返せばいいのだ、ということも学びました。
相手の英語がわからないからといって、恐縮する必要はないのですね。
こちらが的外れなら、また相手も質問を変えてやってくるのだから。

態度だけでも、堂々と!!

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