2013年2月25日月曜日

人の振りみて・・・

自分の英語の欠点はなかなかわからないのに、他人の欠点はよく見えるもの。
昨日、某英語検定試験の面接官をして、気になった人たち。

◎40代ぐらいの女性
大人になってから英語の勉強に興味がわいた、というだけあって、熱意が感じられる。
おそらく日本語で考えたことを英語で言っているというのが、ありありとわかる。
それ自体は問題ないのだけど、文法と語彙があやふやなので、自信なさそうにしゃべる。
大人の英語学習者は、流暢さ追求よりも、文法と語彙をしっかり固めたほうが早道だと思う。

◎男子大学生
とてもコミュニケーション能力の高い、感じのよい方。
おそらく帰国子女なのでしょう、発音もアメリカ人ぽくて流暢。
しかし、文章の途中で、you know..と訴えるようにこちらを見ても、助けてあげられないよ。
日常会話では、相手の人が助け舟を出してくれるかもしれないけれど、学問やビジネスのプレゼンテーションでそれは通用しない。そろそろ気づいたほうがいいよ。
たぶんまともな文章も書けないだろうと思う。まずは短い文を書くところから練習しましょう。
(とアドバイスしてあげたかった。)

◎小学生
こういう試験を受けにくる小学生は、ある程度の対策はしてくるので、とても落ち着いている。
小学生には難しすぎる内容(政府の教育援助の話とか、会社の社員教育の話とか)にも、最低限の意見を述べることができるのは立派。
でも、この資格が一人歩きするのはどうかな?とも思う。
やっぱり、資格試験に賞味期限?を設けることは必要なのかも。(私は困るけど)

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