今日は修論スーパーバイザーとの最後の面談でした。
いろいろ有益なアドバイスと温かい言葉をいただいて感激!だったのですが、
中でも目から鱗だったことを、忘れないうちに書いておきます。
代表的な研究手法に、量的分析と質的分析があります。
わたしの修論は、インタビューで集めたデータを分析するので質的分析です。
今日のお話は、わたしがイントロダクションにうっかり"reliability"という言葉を使ったことから始まりました。
J先生によると、reliabilityというのは量的分析の言葉なのだそうです。
これに対して、質的分析で大切なのは、plausibilityとtransparencyです。
Qualitative studyの読者は、データ一つ一つの信頼性(reliability)を見るわけではありません。
最初から最後まで読んで、結論は信頼に値するかどうか(plausibility)を判断するのです。
そのために大事なのは、一つ一つの手続きを明らかに(tranparent)することです。
どうやって参加者を集めたのか。データはどうやって分析したのか。どうしてそういうことが言えるのか。どうやって裏付けをとったのか。
そういう、ていねいな説明が、plausibilityを上げ、ひいては研究の信頼性を高めるとのことです。
これまでアドバイスされたことが、一つにつながった気がしました。
勉強になります(汗)。 Qualitative researchでAILAの発表をしました。
返信削除終わった後、修士の時の副査先生に「なぜ、その人を研究対象者にしたのか」と問われました。そこが弱かったんだなと気づきました。
研究者としてまだまだです・・・
そんなー、わたしの遥か先を歩んでいらっしゃるserenaさんにそんなこと言われちゃうと・・・どうしたらいいんでしょう。(汗)
返信削除わたしも、一つ一つの自分の説明が甘いよな~と思いながら、時間がないので先を急いでいます。qualitative studyは、すぱっと明快な答えが出ないので、つくづく難しいと思います。わたしは、さらに英語の表現力、説得力がないので、限界を感じることが多いです。最終的にはそこかな・・・と。