2014年5月14日水曜日

3ポンドの親切

今日はお隣の大学の図書館に用事があったので、ついでに
カフェテリアにも寄ってみました。

すると、わたしの2つ前に並んでいた男性が、会計で何か困っています。
どうやら、代金を支払おうとして出したお札を、レジで断られたようなのです。
外国のお札だったのでしょうか。
東欧っぽい雰囲気の学生さんだったので、ユーロとか?
他のお金は持っていなかったようです。
レジの人は、銀行で両替してもらえるよ、と言っています。

その男性が、食べ物の乗ったトレイとともに動けなくなっている間に、
わたしの1つ前の女子学生が、支払をしました。
なんと、2人分も。。。

その女子学生と、男子学生は、知り合いだったようには見えません。
でも、同じ大学の学生が困っているのだから、
温かい食べ物を温かいうちに食べられるように、と思ったのでしょう。
口下手な男子学生は、小さい声で何度もお礼を言っていました。

なんて恰好いいんだ。。。

たかが3ポンド(約500円)だけど、わたしだったら知らない人のために
さっと出してあげられるでしょうか。
何だか、すごく考えさせられました。
そして、温かい気持ちになりました。
ノブリスオブリージュって、こういうことを言うのかな。

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